ライドの後のご褒美

ラファ アンバサダーで料理ディレクターでもあるクロエ・ラスロン @chloebulletsによる、伝統的なメニューをヘルシーな食材を使ったものにアレンジしたレシピ

9年もの間、私はパティシエをしていました。もちろん、楽しくやりがいを感じていましたが、健康的なライフスタイルとは程遠い物でした。今は、レシピの開発者であり熱心なサイクリストである部分を生かし、自分の中のプロフェッショナル精神と情熱を上手く組み合わせています。私は未知の場所へ冒険に行くロングライドが好きです。サドルの上で何時間も過ごし、山の頂上や僻地にある村で、空腹でヘトヘトになって食べた食事は今でも忘れられません。

しかし、天気が悪化し、ライドに行ける日が限られてくると、ケーキや、チョコレートや甘いデザートをライドの後のご褒美にしています。冬の間は、バイクに乗っていない90%の時間は、キッチンにある食べ物を全て食べることに費やしたくなります。残りの10%の時間は、何も食べるものがなくてがっかりする時間です。この寒い季節に行くライドで、ラスト1時間を頑張れるのは、家で食べ物が待っているからですね。

ライドの時に、手早く食べれる補給食を持っていくことで、ライド後に食べすぎるのを防ぐことができます。身体は疲労と筋肉の回復のためや、エネルギーを蓄積するために食べ物を要求してきますが、多くの場合間違った食べ物を摂取しがちです。健康的な食材を使った伝統的なデザートを3つご紹介します。せっかくの頑張りを無駄にせず、罪悪感がなく自分へのご褒美になるはずです。

プロテイン ホット ココア

(上記イメージ)

冬は、ホットチョコレート以上のご褒美なんて思いつきますか?このレシピは、筋肉の回復を手助けするためにプロテインパウダーとアーモンドミルクを使用しています。抗酸化物質の効果を増やすためにカカオパウダーを加えてもいいでしょう。さらに、免疫力を上げるために、健康的な植物由来でミネラルが豊富なココナッツホイップクリームをのせましょう。冬のライドで一番避けるべきことは病気になることです。

2人分
材料

  • アーモンドミルク 470ml
  • バニラプロテインパウダー 大さじ2杯(9g)
  • ココアパウダー 大さじ2杯(13g)
  • メイプルシロップ 大さじ2杯(30g)
  • 一晩冷蔵庫で冷やした小さ目のココナッツミルク缶(160ml)
  • シーソルト 1つまみ

調理方法

  1. 小さ目の鍋に、アーモンドミルク、プロテインパウダー、メイプルシロップを入れて、泡だて器でかき混ぜます。滑らかにする場合は、ハンドブレンダーを使いましょう。
  2. 鍋を弱火にかけて、軽く煮立たせ、時々かき混ぜます。全体的に温まったら、こぼさない様にマグカップへ注ぎます。
  3. よく冷やしたココナッツミルクを準備します。ミルクが固まっている層だけをすくい、ミルクと水分が混ざらないように気を付けましょう。(水分はスムージーなどにお使いいただけます)。ボウルにミルクを移し、泡だて器でかき混ぜます。
  4. ホットココアの上に、ココナッツミルクのホイップクリームをのせ、シーソルトをかければ出来上がり!
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25ミニッツ アップルクリスプ

秋と冬はリンゴが旬を迎えるシーズンです。ご紹介するアップルクリスプは、従来の伝統的なアップルパイに比べると格段に簡単で、カロリーも控えめです。ターメリックとシナモンは、抗炎症効果を備え、リンゴの豊富な食物繊維は、消化器系の調子を整えてくれます。

1人分
材料

フィリング:

  • Mサイズのリンゴ 2個
  • メープルシロップ 大さじ1杯(15g)
  • シナモンパウダー 小さじ1/2杯
  • ジンジャーパウダー 1摘み
  • ターメリックパウダー 1摘み
  • 搾りたてのレモンジュース

トッピング:

  • オーツ 1/2カップ(25g)
  • ブラウンシュガー 大さじ2杯(20g)
  • ココナッツオイル 大さじ2杯(25g)
  • 塩 1つまみ

調理方法

  1. オーブンを200度で温めます。リンゴの皮をむき、一口サイズの大きさに切ります。リンゴにメイプルシロップ、レモンジュースとスパイスを合わせます。
  2. かき混ぜたリンゴをフライパンに移し、中火にかけます。10分程、リンゴが柔らかくなるまで炒めましょう。
  3. リンゴを炒めている間に、オーツ、ブラウンシュガー、ココナッツオイル、塩を中サイズのボウルに入れて混ぜあわせます。よく混ぜたら、オーブンのベイキングトレイに広げましょう。
  4. オーツを、泡立ってこんがりと茶色になるまで10分程焼きます。
  5. 小さ目のボウルにリンゴをいれ、オーツを振りかけます。そのままでも美味しいですが、もっと甘みを足す場合にはハチミツやアイスクリームをトッピングし、自分へのご褒美に。
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スウィートポテト シナモンロール

私の元旦は毎年ライドで幕を開けます。ここ数年は友人たちと、朝遅めの時間に、凍えそうになりながらショートライドに出かけ、その後はゆっくりとリラックスするのが恒例です。このシナモンロールも、この日に欠かせないアイテムになりつつあります。中のピューレは前日に準備し、生地はライド当日のライドに出発する前に捏ねておきます。ライドの間に膨らませておき、ライドから帰って温かいシャワーを浴びたら、すぐに焼き始めれられるようにしておきます。サツマイモは複合炭水化物で、糖もゆっくりと体に吸収されるものなので、急激な血糖値の上昇を防ぐことができます。

3 – 5人分
材料

生地:

  • サツマイモピューレ 1/2(113g)※作り方は下記参照
  • 中力粉(小麦粉のみ)カップ山盛2杯(113g)
  • イースト菌 1パック(7g)
  • アーモンドミルク 1/2カップ(130ml)
  • ブラウンシュガー 大さじ2杯(25g)
  • ココナッツミルク 大さじ1杯(15g)

中身:

  • サツマイモピューレ 1/2カップ (80g)
  • ブラウンシュガー 大さじ2杯(25g)
  • ココナッツオイル 大さじ1杯(15g)
  • シナモン 小さじ1/2杯

オプション:

  • 艶出しのためのメイプルシロップ、またはハチミツ

調理方法

  1. アーモンドミルクを温め、上からイースト菌を振りかけます。イーストが発酵し泡立つまで10分程待ちます。(発酵を進めるために、イーストを優しくしっかりとミルクに浸しましょう。でもかき混ぜないように注意してください)
  2. その間、大き目のボウルにブラウンシュガーと中力粉を入れます。
  3. 中位のボウルに、サツマイモピューレとココナッツオイルを入れてかき混ぜます。そこにイーストを入れたアーモンドミルクを加え、良く混ぜ合わさるまでかき混ぜます。
  4. ブラウンシュガーと中力粉を入れた大き目のボウルに、サツマイモピューレのミックスを流し込みます。生地の形になるまで手で混ぜましょう。
  5. 生地がある程度まとまったら、小麦粉を敷いたカウンターに生地を置き、ボール型になるまで生地を練ります。
  6. ボール型の生地を、薄くオイルを引いた大き目のボウルに入れて、タオルをかけ暖かい場所でしばらく寝かせ発酵させます。生地の大きさが倍になるまで1時間程待ちます。生地が完全に倍のサイズになるまで、ショートライドに出かけましょう。
  7. 生地を拳を使って広げ、表面に軽く小麦粉を振ります。そしてA4サイズの紙位に生地を広げましょう。
  8. 次に、中身の準備をします。小さ目のボウルにサツマイモピューレ、ブラウンシュガー、ココナッツオイルを入れて、長方形の生地に均等にふりかけます。
  9. 慎重に生地を丸めていきます。中身が生地からこぼれないように気を付けましょう。丸めたら、生地を3cm程のサイズに切り分けます。
  10. 薄く油を引いたオーブン皿に切り分けたロールを並べます。再度タオルをかけて暖かい場所で30分ほど寝かせます。
  11. オーブンを200度まで温めます。サイドロールが発酵したら、ロールがこんがり茶色になるまで20-30分焼き上げます。
  12. 慎重にオーブンから取り出し、上からメイプルシロップかハチミツをかけます。

*※サツマイモピューレの作り方:フォークやナイフでサツマイモに穴をあけます。ホイルにサツマイモを包み、185度でサツマイモのサイズに合わせて45-60分ほど焼き上げます。その後冷まして皮をむき、滑らかになるまでつぶします。

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カリフォルニア出身でベルリンに在住のラファのアンバサダーであるクロエ・ラスロン。クロエは、ベルリンにあるグリーン・グルズで料理ディレクターも務める。@chloebullets

冬の間は、春に向けてライドを続けるつもりです。全ての食事は、身体をベストコンディションする手助けをしてくれる物です。ライド後の食事には、穀物の代わりに野菜類を増やし、抗炎症性の効果がある食材を摂るようにしています。新しいシーズンが来れば、また新しい冒険が始まり、さらに限界を押し上げるチャンスになるでしょう。

寒さで凍える日のライドに行くモチベーションに。エミリー・チャペルのマインドフル サイクリストの特集記事をお読みください。

#Festive500