ロードレースアイウェアの歴史 パート4: グレッグ・レモン

夏の訪れとグランツール、そしてロードレースファッションの歴史を祝し、その時代(とアイウェア)を象徴する名選手のポートレートをここに紹介していきます。

グレッグ・レモンはプロのバイクレース界を彗星のごとく駆け抜けた男です。初めての(そして唯一の……議論の余地はあるでしょうが)アメリカ人ツール勝者であり、ベルナール・イノーとシリル・ギマールによってルノーチームに「ヘッドハンティング」され、その後1984年にはラ・ヴィ・クレールとの契約により史上初の100万$ライダーになったと言われています。北米のライダーと契約してマーケットを開拓、初めてクリップレスペダルを採用したラ・ヴィ・クレールは確実にこのスポーツの推移を象徴するチームです。

こうした変化がある中で、モータスポーツは依然としてサイクリングのアイウェア市場に影響を及ぼし続けます。ドイツのブランドであるカレラは「フォトクロミック」プラスチックをレンズに先駆的に採用し、エンジニアリングの技術をファションの市場に持ち込みました。しかし、1980年代に劇的にサイクルスポーツのアイウェアを再定義したのは、1975年にBMXとモトクロスの世界においてカリフォルニアで誕生したばかりのオークリーでした。

決定的だったのは84年にレモンがアイシェードを購入し、ほとんどその後すぐに「フランスへの旅」のためにもう数ペアが欲しいとオークリーのジム・ジャナードに電話したこと。ただちにこのハイテクなプラスチックサングラスは、ヨーロッパのプロトンでホットなアイテムとして受け入れられたのです。

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