ロードレースアイウェアの歴史 パート2: ファウスト・コッピ

夏の訪れとグランツール、そしてロードレースファッションの歴史を祝し、その時代(とアイウェア)を象徴する名選手のポートレートをここに紹介していきます。

このスポーツの多くのファンにとって、ファウスト・コッピは改めて紹介するに及ばないでしょう。しかし彼の自転車選手としての先駆者ぶりとミッドセンチュリーのファッショニスタとしての顔は無視できるものではありません。Raphaではこの「イル・カンピオニッシモ」として知られる男、ロードレースの魅力を擬人化したようなこの選手に捧ぐいくつもの製品と展覧会を作り上げてきました。

彼が英軍の捕虜としてアフリカで過ごした第二次世界大戦後、ファウスト・コッピの絶頂期がやってきました。1940年代後半から50年代にかけて、彼はトレーニングや栄養学、レースでの勝利に新しいレベルの洗練をもたらしました。なんともスタイリッシュなやり方を見せたのです。

サングラスの市場が花開いたのもこの時期です。ハリウッドやTV、そして「レジャー」ライフスタイルの一般化も一役買いました。テクノロジーと市場の伸張によって、インダストリアルデザインとデイリーユースのフレームのクロスオーバーがより一般的になりました。例えば、ジュゼッペ・ラッティのペルソール。初期のNASAパイロットに使用され、スティーブ・マックイーンのような時代を代表するスタイルアイコンにも着用されてきました。

ファウスト・コッピにおいては、サングラスはパパラッチから逃れたりレース前のプライバシー保持の観点で常に使用されたものでした。しかし時として飛行士や極地観測隊用のグラスをレースで着用すれば、彼はまた勝利を上げたのです。スタイリッシュさという意味において。

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